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HOME»  武州正藍染について

作務衣で最も基本的な染め色。藍染の魅力とは。
 
作務衣(さむえ)や甚平(じんべい)は藍染(あいぞめ)を多く見かけませんか?
お店で見かける甚平だけではなく、ネット通販の甚平や作務衣も、圧倒的に藍
染が多いように見えます。
現在の作務衣や甚平の9割以上の藍染は、実は紺色を後染めで仕上げていると
はいえ、恐らく、世間での見え方では「藍染」も紺色の一つでしょう。
今や紺色が、実は藍染の名残りであることは意外と知られていない事実かもし
れませんね。この紺色をした「藍染」がなぜ多くの作務衣や甚平で使われているのか。

これからご案内する藍染(あいぞめ)の歴史と、日本へ伝わった経緯を見てい
くと、この謎が解けてきます。そして日本でも屈指の藍染文化が発展した、
埼玉県北部の武州正藍染めの特徴を見てみましょう。


【目次】
藍染の魅力
藍染の魅力~藍染とは
藍染の歴史
藍染の歴史~武州正藍染のルーツ
武州正藍染の職人
武州正藍染の真骨頂 ”糸染め”



藍染の魅力

 
藍染とは一言でいうと日本人の庶民の色だと思います。
その背景には人類最古の植物染料ともいわれる「藍」の歴史があります。

先人たちの知恵が育まれながら時代を越えて受け継がれ、インターネットや
科学技術に溢れる現代の生活の中でも、藍染は色褪せずに受け継がれ
「生きたぬくもり」として、魅力を放ち続けているのだと思います。

藍は虫が嫌う成分を含み、藍染は高い防臭や抗菌作用がるあるといわれ、
日本に伝わったとされる平安時代から途絶えることなく、日本の生活に
浸透した藍染は、JAPAN BLUEとして海外からも人気があります。



藍染の魅力~藍染とは


そもそも藍染とは、染色はまず染料を水に溶かし、それを繊維の中に
染み込ませ、溶かした染料と繊維を結合させます。
藍の主成分であるインジゴは、一旦色素を水に溶ける形に変換して
繊維に吸収させ、繊維の中で再びインジゴに戻すことで染色が行われています。
この操作のことを「建てる」といわれています。
合成化学を除く自然界で青色が抽出できるのは少なく、植物由来の
染料の中では藍(インディゴ)だけといわれるます。



藍染の歴史
藍染の歴史の源流は紀元前の古代エジプトにさかのぼります。
紀元前2000年頃の古代エジプトではミイラには藍の麻布が使われていた
記録が残り、1300年頃なんとツタンカーメンのミイラにも藍染の布が使われ
ていたとのことです。その後、シルクロードの交易が盛んになっていき、
藍染の布製品もインドや中国、そして東南アジアへ広がりました。

中世ヨーロッパでもアブラナ科のウォードという植物が藍の一大産業に発展
したようですが、大航海時代に伝わったインド藍がウォードにとって代わった
といわれます。その理由は、インド藍の藍染成分であるインディゴの純度が
ウォードの約30倍もあり、鮮やかで濃い藍色(青色)を染めやすかったから。
当時、ナポレオン三世はウォードを守るため、懸賞金を出すなどしましたが、
インド藍には勝てず、インド藍が広まっていったといわれています。
紀元前3000年頃の古代エジプトから、なんともロマンを感じる広大な道のりですね。

一方、日本には平安時代には既に「藍建て」が行われ、清少納言により執筆
されたと伝わる枕草子などにも藍染は盛んに登場し、江戸時代では衣料の
80%が藍染だったといわれています。



武州正藍染のルーツ


武州は古くから木綿と藍の栽培が盛んで、農閑期を利用して家族の衣服を作っ
たのが紺織の始まりといわれています。
天明年間頃(江戸時代の1781年から1789年)に藍染の技術が伝えられ、明治
40年代の最盛期には武州の一大産業で発展していったようです。
藍染の職人を紺屋職人と呼びますが、この当時で200件以上の紺屋があったと
伝えられています。

江戸時代から続く伝統の武州正藍染は、現在の埼玉県北部にあり、かつて、
文豪「田山花袋」の「田舎教師」という作品で登場する青縞は武州紺です。
現在、武州地域(埼玉県北部)の藍染は、埼玉県の伝統的手工芸品に指定されています。



武州正藍染の職人

染の原材料である藍は、職人が毎朝「藍の華」と呼ばれるものを見て発酵具合
を管理し、安定したコンディションで染め上げていきます。
全てを機械に任せることが困難な藍の変化(ここ重要ですね)を、今でも人か
ら人へ継承された技を職人が見極めています。
ただし、少し残念なのは、継承される人材が圧倒的に不足し、一子相伝は大げ
さですが、現実的には、それぐらい継承されるべき人の数が僅かで、武州正藍
染が希少であることは間違いありません。



武州正藍染の真骨頂 ”糸染め”

武州の正藍染は、藍の葉からとった染料を発酵建てで発酵させて染めるのが
特徴で、染の手法は糸の段階で染める糸染めと、布にしてから染める型染の
二方法があり、武州では全体の7割が糸染めです。

武州正藍染の糸染めは、糸を染め上げてから織るため「青縞」と呼ばれる、美
しい自然のストライプが生まれます。それは、糸から染めるといいう、手間を
かけた手法のみに現れる、職人の誇りの証です。